109R アーモンドアイ 凱旋門賞
こんにちは!
マンデーレーシングです!
今回は、アーモンドアイと凱旋門賞について書こうと思います。
アーモンドアイは間違いなく史上最強馬の一頭で間違いありません。
なら凱旋門賞行くのが道理じゃね?とか是非行って欲しいと思う方も多いでしょう。
そして、自称競馬評論家の方々はアーモンドアイこそ凱旋門賞馬にふさわしい!凱旋門賞に行くべきだ!とかなり声高に叫ばれていますが、これは競馬を分かっていない奴の妄想物語なのです。
それに、アーモンドアイは競馬ファンの物ではなく、出資者のものなので、外野がワーワー言うのも見てて痛いですが。笑
ここからアーモンドアイにとって凱旋門賞を目指す合理性がない理由を話していきます。
①クラブの牝馬である
まずはこれが最大の理由です、ノーザン系のクラブの牝馬はいくら活躍しても最後は10%で買戻されます、出資者は遠征費を払ってクラブの宣伝に付き合わされた挙げ句、勝ったとしても得られるキャピタルゲインはアーモンドアイの募集価格3000万円の10%つまり300万円なのです。
これが牡馬なら全然話しが変わります!勝てば種牡馬価値が多少上がりますし、出資者も種付け料のインカムゲインが期待できるので、費用対効果が良いかは置いておいて、一応の夢はあります、またそれに加えて初の凱旋門賞ならば、種付け料に色が付くかも知れませんし・・・笑
まあ実際はナカヤマフェスタやオルフェーヴル処遇を見ていると凱旋門賞の価値って、有るのか疑わしいですが笑
ちなみにハープスターは凱旋門賞に挑戦しましたが、ハープスターの場合オークスに負けたことや、秋古馬三冠が厳しい事、それに加えて凱旋門賞の勝利のトレンドである3歳牝馬であったと等々、出走に一応は合理的な理由があったと言えます。
しかもきっちり、札幌記念で遠征費用稼いでます。笑
ただし、その後のハープスターは奮った成績を残せていないので・・・
結果的に、これ以降はクラブ牝馬の凱旋門賞挑戦は1度もなされていないです。
②秋古馬三冠を狙える
これが、アーモンドアイの凱旋門賞挑戦が合理的でない最大の理由ですね、
現状アーモンドアイは秋古馬三冠の内2つを制しています、この事からもしこの3つのレースに出て、勝てたらアーモンドアイは賞金の7億5千万円と国産馬三冠ボーナスの2億円、合わせて9億5千万円の賞金を手にできます。
それに比べて凱旋門賞はどうでしょうか??
勝ったとしても3億円程(フランスは賞金減額の流れなので、正直3億円も怪しい)です、それに加えてステークス登録料と出走料合わせて300万ほどかかります。
(ちなみにリスグラシューのコックスプレートの賞金は300万豪ドル+宝塚記念勝利馬ボーナスで200万豪ドルで当時のレートから考えたらざっと4億ってところでしょうか?まあ、凱旋門賞の費用対効果の悪さが分かりますよね笑)
遠征費もろもろ合わせてざっと1600万円は軽く消し飛ぶ計算です。
これって勝てれば良いですけど、3着以下だと目も当てられ無いですね・・・
この2つの大きな理由が故、アーモンドアイは凱旋門賞を目指さないのでは無いかなーと思います。笑
もし目指したらドゥラメンテの時みたいに金融庁出てくるかも?笑
まあいつかは凱旋門賞勝って欲しいですけどね笑
それがオルフェーヴルの様な歴史に残る名馬だと嬉しいです!
ここまで読んで頂きありがとうございました!