5R ノーザンファーム生産馬は何故強いのか② 誕生から育成編
こんにちは!
マンデーレーシングです!
今回はノーザンファーム生産馬は何故強いのかを育成という観点から考察したいと思います!
育成ってどんなことするの??という方向けに競走馬がデビューするまでの流れを書きたいと思います。
①誕生〜離乳
北半球の競走馬の多くは1〜6月に生まれます、そしてその秋頃までは母親と寝食を共にします。
②放牧による体力強化
10月ごろから母親から離れて放牧に出されます、放牧することにより運動量を増やし基礎体力を強化します。
③馴致〜調教
②の放牧はだいたい2歳秋頃まで行われ、ハミに慣れさせたり人を乗せるための騎乗馴致が行われます。
騎乗馴致が終わると、人を乗せて走ることを教えこみます。体力や筋力をつけ、調教に耐えうる体作りを行なっていきます。
そして充分耐えれるようになった時、本格的な調教が始まります。
④デビュー
③が終わって充分戦えると判断された馬は入厩し調教師のもとトレーニングセンターで育成されデビューを迎えます。
①〜④が大まかな競走馬の誕生からデビューまでの流れです。
この流れのうち①〜③をノーザンファームは担っています。
今回は②の部分からノーザンファームの強さに迫っていきます。
牧場が非常に広いため初期段階から幼駒の基礎体力の面で差がついていきます。
これは早い段階から調教開始を出来ることを意味していて、実際クラブ馬のレポートなどを見ていると、ノーザンファーム産駒とそれ以外の馬ではハードな調教を始められる時期が全然違うように感じます。
そして早くからデビューできるということは1レース当たりの出走頭数が少ない時期に勝ち上がることが出来るため、その後のレース選択の幅が広がるので、より良い仕上がりでレースに臨む事が可能となります。
この初期の育成段階の施設の充実がノーザンファーム生産馬の強さの要因の一つであると考えます。
次は③について、取り分けノーザンファーム空港とノーザンファーム早来、ノーザンファームYearlingの事を書きたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございます!